以前、GPXデータのトラックポイントの「間引き方」を紹介した。
今回は「分割の仕方」をご紹介。(Macに限る)
■ GPXデータを分割する方法
<必要なもの>
・gpxデータ
・TrailNoteのアプリケーション
例:オダックス近畿のBRM320近畿600km
- Ride with GPSからGPXデータをダウンロード
- TrailNoteで1項のGPXデータを開く
- TrailNoteのメニュー「画面」から「編集画面」を選択
- 分割したい場所のトラックポイントをクリック
- 「処理を選ぶ」が表示されるのでリストから「この点より後を削除」を選択
- 確認のダイアログが開くのでOKを選択
- TrailNoteのメニュー「ファイル」から「選択トラックを保存」を選択
(注意:上書き保存と間違えない。上書き保存すると9項以降の作業ができなくなる) - 任意の名前をつけて保存
(これで1つ目の分割ファイルが完成) - 再度、1項のGPXデータを開く
- 4項で選択したトラックポイントをクリック
- 「処理を選ぶ」のリストから「この点より前を削除」を選択
- 6項〜8項に同じ
以上である。
なお、上記の方法で作成した割GPXファイルをそのままeTrex 20xに放り込むと、全部同じ名前のファイルになる。eTrex 20xはファイル名称ではなく、データ内に記述された名称を表示するからだ。
いちいちデータを開いて確認するのは面倒なので、eTrex 20xの表示名称を変更する方法を下記する。
■ eTrex 20x内の表示名称を変更する方法
<必要なもの>
・gpxデータ
・テキストエディタのアプリケーション
- GPXデータをテキストエディタで開く
- <name><![CDATA[●●]]></name>の、●●を任意の名前に変更
- 上書き保存
以上である。
これから温かくなり、長距離ブルベの開催が増えてくると思う。
この記事が参加者の助けになればうれしい。
(おわり)