BRM320近畿600kmに参加した。
結果は先日のブログの通り。
今回は走行レポート。
結末言っちゃってるけど気にしない。
スタート前
3/20(金)4時、京都の吉富駅に到着。
スタート地点は隣の園部駅だけど、吉富駅の方が駐車場が安かったので。
予定より少し早く着いたので車内で30分ほど仮眠を取る。
結局、緊張で寝られずゴロゴロしただけだった。
駅前のローソンで朝食を済ませて国道9号の北上する。
10分ほどで駅の標識が登場。
左折すると、前方にライトの群れが。
車検はすでに始まっていた。
BRM320は5時〜9時の間の任意の時間でスタートできる。(10分刻み)
ほとんどの人は5時に出走。
自分は車検が5時を過ぎたので、5時10分。
いきなり一人旅が始まった。
スタート〜PC1
朝の気温は10C以下だった。
当初は春用ウェアで挑むつもりだったが、直前で冬用に差し替えた。結果、大正解。
寒さも暑さも感じることなく走ることができた。
出発して少し走ると、すぐに兵車県に突入。
道沿いに子午線のモニュメントがあったのでバシャ。
先日買ったステムバッグのおかげでカメラが取り出しやすい。快適。
しばらく軽快に走っていたが姫路市手前から風がどんどん強烈に。
向かい風は予想していたけどここまでと思っていなかった。
負けないように、ひたすらベダルを回す。
PC1到着。
子午線以降、観光ポイントはとくになかった。
向かい風で予定より貯金ができなかったけど、焦っても仕方ない。
10分を惜しむより、しっかり食事をとってから出発することにした。
PC1〜PC3
正直、ほとんど記憶がない。
PC2にはたどり着いたが岡山に飽きていた。
強い向かい風。
美しくも退屈な景色。
北欧で狂った大泉洋の気持ちを理解した。
ストレスが膨れ上がりDNFを考えていた頃。
ひとりのランドヌーズが颯爽と僕を追い抜いた。
軽快に走る背中をほんやり眺める。
直後、引っ叩かれたように気合が入った。
「タレとる場合か。 あれぐらい足回さな」
気合いを入れてランドヌーズを追った。
全然追いつかない。
この人むっちゃ早い!
ランドヌーズのケイデンスを参考に足を回しつづける。
気がつくと魔の岡山を突破して、広島県内のPC3に到着していた。
ありがとう、ランドヌーズさん。
あなたがいなければ僕はDNFしていました。
心の中でお礼を言ってコンビニに入店した。
(つづく)