デブとブルベとロングライド

デブが走ったブルベとロングライドの記録

飛行機輪行で北海道に行ったこと(2020年夏)-6

 

 

7日目

 

雨はすっかり上がっていた。

昨晩は見えなかった湖が目の前に広がっている。
きれいだなぁ。

f:id:tagokem:20201224212548j:plain

f:id:tagokem:20201224212549j:plain


テントを片付けて出発。

セコマで朝食を食べたのち、国道238号へ。
途中で脇道イン。

f:id:tagokem:20201224212705j:plain

この旅の目的地の一つ「エサヌカ線」に到着。

昨年、別の場所をエサヌカ線と勘違い。
ここを訪れないまま帰ってしまった。
今回リベンジすると決め、無事達成。よかったー。

長い長い直線道路を北に向かってひたすら走る。

果てまで走って国道238号に再合流。
さらに北を目指す。

f:id:tagokem:20201224213144j:plain


道の駅さるふつに到着。

食堂で昼食。
ホタテうまっ。

f:id:tagokem:20201224212816j:plain


道の駅を出て、今度は郵便局へ。
テントはもう使わないので先に家に帰ってもらう。

軽くなった自転車でさらに北上。
先日の大雨で道が崩れていたので慎重に走る。

f:id:tagokem:20201224212830j:plain

しばらく走ると前方に人だかりとモニュメントを発見。
宗谷岬、到着。

 

f:id:tagokem:20201224213023j:plain


一年ぶりの来訪。

さすが人気スポット。
あいかわらず人が多い。

日本本土四極到達証明書(最北端)は前回入手済みなので今回はナシ。
昨年食べられなかった間宮堂のホタテラーメンを食べる。

f:id:tagokem:20201224212901j:plain

f:id:tagokem:20201224212915j:plain


うん、うまい。

その後は宗谷丘陵へ。
小雨が降ったがそのまま走り続ける。

f:id:tagokem:20201224212926j:plain

f:id:tagokem:20201224212949j:plain


白い貝殻の道を抜けて坂を下り、国道238号に再合流。
海沿いの道を走り抜ける。
風が強いが景色が良いので苦にならない。

左手に稚内空港が見える。
いつかここまで飛行機輪行したいなぁ。

空港を通り過ぎると町の賑わいが。
大通りを通り抜け、稚内駅に向かう。

f:id:tagokem:20201224213528j:plain

f:id:tagokem:20201224213517j:plain


稚内駅、到着。

ここまで来る必要はなかったけど、なんとなく。
稚内に来たならやっぱり訪れたい。

そろそろ今夜の宿を決めないと。
コンビニでお茶を飲みながらスマホで検索する。

昨年泊まったゲストハウスは空いていた。
が、せっかくだから別の宿にも泊まってみたい。

興味を惹かれたライハに電話する。
どこも満室orコロナ休業。
空いていたのは昨年どうしても行く気になれなかったライハだけだった。

安定か、冒険か。

しばし悩んだのち、ライダーハウスに決定。

 

f:id:tagokem:20201224213001j:plain


到着。あっさり絶望した。

管理人、客ともに室内でタバコ吸いまくり。
昭和かここは。

煙が寝室エリアまで流れ込んで超くさい。
耐えられず、洗濯物を持って外に飛び出した。

f:id:tagokem:20201224215602j:plain


コインランドリーに洗濯物を放り込み、GARAKUでスープカレーを食べる。
美味しいが、心は重かった。

ライハに戻りたくない。
だが、ライハのルールで20時に大広間にいなくてはならない。

時計を見る。
そろそろ洗濯が終わる。
回収してライハに戻らないと。
ため息がこぼれる。

しかたない。

重い足を引きずって、ライハに戻った。

f:id:tagokem:20201224222650j:plain


大広間は地獄だった。

宿泊者全員が自己紹介。(強制)
なぜか爺がノリノリで20分以上独演会。
誰か爺を殴れ。


その後は全員で肩組んで松山千春を熱唱。
まさかコロナ禍でもやるとは思わなかった。
両隣がタバコとアルコールで激烈にくさい。

歌が終わってようやくフリータイム。
瞬間、部屋を飛び出し隣の銭湯へ。
閉店ギリギリまで風呂に浸かる。

その後、ライハに戻って光速で広間を通過
そのままベッドに潜り込み無理やり寝た。

宴会の声はいつまでも響いていた。


(つづく)

 

 

道の駅さるふつの道向かいにある慰霊碑と化石

f:id:tagokem:20201224213051j:plain

f:id:tagokem:20201224213127j:plain

 

f:id:tagokem:20201226195737p:plain