10日目
ホテル内のカフェで朝食。
うまいけどこれで千円はちと高い。
田舎の価格に慣れすぎたかな。
朝風呂に入ってホテルを出発。
国道36号を南下して新千歳空港を目指す。
途中、道の駅恵庭でマンホールカードをゲット。
このペースだと予定より早く空港に着く。
もったいないので一旦通過し、苫小牧へ行くことに。
ウトナイ湖の道の駅で一休み。
その後、苫小牧の海鮮市場へ。
念願の厚岸牡蠣を食べる。うまい。
みよしのの餃子も追加した。
まだまだ時間に余裕があるが、パンクなどのトラブルを考慮して早めに空港に向かう。
国道36号を北上。途中で道道140号へ。
トラブルなく空港に無事到着。
自転車を輪行袋につめて搭乗手続き。
今回はテントがなくて軽くなった分、荷物の詰替えは不要だった。
手続き後は空港内の温泉でひとっ風呂。
飛び立つ飛行機を眺めながら汗を流した。
さっぱり。
土産コーナーを物色したり晩飯を食ったりしていたら、あっという間に時間が来た。
保安検査を受けて搭乗ゲートへ。
ロビーは往路と異なり人が多かったため、離れて座る。
搭乗開始。
中央席は往路同様、空席だ。
最初から最後までwithコロナ。
きっとこれから短くない期間、これをあたり前として過ごすのだろう。
定刻通りテイクオフ。
空港の灯りが遠のいていく。
一年ぶりの北海道。
変わらぬ自然と、変わった日常。
次に訪れるときは、どうなっているんだろう。
……やめた。考え出したらキリがない。
今はただ楽しかった10日間の思い出を振り返ろう。
窓のシェードを雑におろして、目を閉じた。
(おわり)
*****
そんな訳でツールド道東の旅、これにておしまい。
なんとか2020年内に書き終わった。笑
コロナ禍で飛行機代が片道1万円。
(通常はLCCでも片道2〜3万弱ぐらい)
宿代は10日間合計で1万5千円以下でした。
お財布的にはありがたいけど日本滅ぶわ。
来年は少しでも回復しますように!
それでは良いお年を!