200km、300kmブルベで使用したのでインプレ。
検討中の方の参考になれば。
なお評価はすべてブルベ使用が前提です。
総合評価:○
バッテリー以外は文句なし。
改善要望はあるけど致命傷はない。
価格も含めて優秀なサイコン。
バッテリー:×
地図を使うと9時間+でバッテリーが切れる。
充電しながら走行できるが雨天時は無理。
(端子が濡れる)
地図使用でバッテリーが200kmブルベの時間に満たないこと、雨天時は充電しながら走行できないことから低評価とした。
地図:○
BRM320近畿200kmを走ったが快適だった。
リッチな地図ではないが必要十分。
ページ切り替えで地図ページをまたぐ際のもたつきが劇的に改善された。(Aero60比)
拡縮時に若干もっさりするがストレスにならない程度。
建物表示はほぼ無いが特に気にならず。
ルートを外れて復帰した場合、認識に若干時間がかかる。(最悪の場合、いつまで経っても認識しない)
復帰を認識しないと残り距離やターンバイターン情報などが表示されないので少し困る。
気になったのはその程度。
POI設定:△
GPXデータ上にPOI(Point Of Interest)を設定できる。
PCや通過チェックの場所をPOIに設定すると、サイコン上に現在地からPOIまでの距離を表示することができる。
ただし設定方法に難あり。
「スライダーを動かしてPOIマーカーを移動」
「POI設定したい場所にマーカーを止めて保存」
この方法でしか設定できず。
ピンポイント指定ができないため評価を下げた。
(POI設定については別途解説記事を載せる予定→書いた)
サイコン :○
一画面に最大12項目のデータを表示できる。
レイアウトはスマホアプリやサイコン上から変更可能。
操作はタッチとスワイプだが、一部は物理ボタンでも操作可能。
なおスワイプの反応はイマイチ。
USB接続すると電源が自動ONになる仕様が要らない以外は、特に気になる点なし。
データ転送:△
スマホからしかデータ転送できない。
そのためPCにローカル保存したGPXをRider750に転送する時は、PCからネットワークストレージ等にアップロードしてDLし、Rider750に取り込む必要がある。
Aero60はPCからUSB接続でダイレクトにGPXを保存できたので、機能減と考え評価を下げた。
以上、ざっくりレポートでした。
そのうちPOI設定やターンバイターンの解説します。
(おわり)