D-604 四部作。最後は「買った理由」。
連日こんだけ書いてりゃあ検討中の人にも多少は届くだろうて。
主観的な理由
試乗したら過去イチで楽しかった
楽しくて試乗コースを二周した。
試乗中ずっと気持ちが弾んで「楽しいなー」と。
他のどの自転車に乗ってもピンと来なかったので尚更。
コンセプトが自分にマッチ
グラベル「も」走る自転車。
その匙加減も含めて、ブルベ含むロングライド+稀にキャンプの自分にピッタリだった。
「…D-604ではグラベルだけにフォーカスしているわけではありません。グラベルを楽しめるように作っていますが、グラベルはあくまでもツーリングの一部分であると捉えています。なのでサイクリングの大部分を占めるだろう舗装路の走りも煮詰めています。…」
客観的な理由
価格が安い
フレームセットで95000円以下。
来年値上がりするけど それでも10万ちょい。
BREEZER INVERSIONが(単純比較は乱暴だが)クロモリ+カーボンフォークで14万円ちょいなので、D-604はコスパいいと思う。
オンロードコンポがつけられる(メーカー非推奨)
やりたいことの9割以上はオンロード。
グラベルは行くとしても宗谷丘陵の白い道レベル。
グラベルコンポは必要じゃない。
専用パーツが少ない
スルーアクスルはミノウラ製。
ヘッドパーツも自由。
フレームがカタログ落ちしても市販品が使えるので安心。
ジオメトリ各種
比較対象は試乗した中から適当にチョイス
エンデュランスは青、グラベルは緑。
なおDomaneは旧Checkpoint ALと統合されたためほぼグラベル。
BBドロップ 68mm
めちゃ少ない。機動性重視。
試乗した時も加速が気持ち良かった。
(「ロードが70mmくらい」「下がると操作が重くなる」自転車道vol.1 P.63)
リアセンター 425mm
ロードバイクのリアセンターはガチが405mm位で他が+αな印象。(シマノチェーンのチェーンステー推奨値が405mm以上だから)
D-604は425mmでグラベルロードに近い。
長いと振動吸収性や走行安定性が良くなる。
長時間乗ることが多いのでありがたい。
フレームベース 1007mm
グラベルロードより短い。
短い方が加速性が良くなる。
なおCheckpointが短いのはスライダーで伸ばせるからだと思われる。
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乗ってて楽しい。
快適だけど加速しやすい。
不思議なジオメトリで色んな自転車として組める。
そして安い。
そんな自転車なかなか無いよね、ということでD-604にしましたとさ。
(おわり)
過去の主な試乗はこんな感じ。
- TREK
Checkpoint ALR
Domane AL
Émonda ALR - Panasonic ORC22
- CANYON Ultimate CF SL
- Cannondale
Topstone
CAAD13 - フレームビルダー製作車
クロモリロード
クロモリグラベル - スペシャライズド カーボンロード
- JAMIS クロモリグラベル
- FUJI クロモリグラベル
- BREEZER クロモリグラベル ほか
大本命はDomaneだったけど全くハマらなかった