デブとブルベとロングライド

デブが走ったブルベとロングライドの記録

Rider750SEにラップ機能が追加されたこと

 

Rider750SEにラップ機能が追加された。
(過去記事に「ラップ機能なし」と書いたので反映した)


リリース文を読んで、手動ラップが追加されたと思っていた。
が、後日設定をいじっていたらオートラップが出てきた。


「ブライトン説明ヘタか!」とマジで思った。


リリース文には確かに「ラップ機能追加」と書かれている。
手動だけとも、オート無しとも書いてない。
が、リリース文には手動の説明しか書かれてない。
追加機能はオンラインマニュアルに即時反映されないし、リリース文に書かれなきゃオートラップも追加されたなんて気づかないよ!


……ふぅ、スッキリ。


そんな訳でオートラップが追加されました。
ついでなので、なんで欲しかったかも書いちゃう。
(前にも似たようなこと書いた気がするけど)

オートラップが欲しかった理由。
それは「ブルベの時間管理」。

200〜600kmブルベはグロス平均速度が15km/h以上で走れば制限時間内にゴールできる。
てことは、15km毎のタイムが都度1時間を切っていればいいわけで。
15km毎のラップタイムをプラマイして貯借金をざっくり把握している。

本当はグロス平均速度を表示すればいいんだけど、表示したらそればっか見ちゃって。
サイコンをガン見しすぎて事故りそうなので
なので表示するのをやめた。

貯借金を把握する必要がある。
でもグロスでの管理は性に合わない。
だから代わりにオートラップ。

そんな感じ。
それにラップをとっておくと振り返りもしやすいしね。


さっそく次のブルベからオートラップを使います。
ブライトンさん、機能追加ありがとう!!

(おわり)

続・Rider750SEのこと


後日加筆予定としていた記事のつづき。
長くなったので別記事化した。
前回の記事はこちら↓

それではスタート。

その他(のつづき)

クライムチャレンジ

ガーミンの「クライムプロ」に相当する機能。
ヒルクライム区間が近づくと自動的にクライムセクションページに切り替わり、概要情報(残距離、頂上までの高度差、高度グラフ)を表示してくれる。

全画面表示なので地図が見えなくなるが、ターンポイントに来るとアラーム音とともに画面下部に方向指示が表示されるのでそんなに困らない。

クライムセクションぺージからは、ページ移動ボタンを押せばいつでも移動できる。
また、クライムセクションページへの自動切替えは設定でOFFにすることもできる。

クライムチャレンジの該当区間一覧ページでも確認することができる。

ページには各区間の高度グラフ、平均勾配、現在地からの距離、区間長、区間内の高度差が表示される。

一覧ページは、ナビ→ルート→(任意のルート選択)→登坂 でいつでも開くことができるほか、クライムセクションページ右上のメニューアイコンをタップすることでも開くことができる。
残りの区間数や難易度を確認できるので、走行ペースや休憩要否を検討するのに結構便利。
GWの1000kmブルベではこのページのおかげでPCまでのヒルクライム数と難易度が低いことが分かり、ペースを上げたら制限時間にギリギリ間に合った。

 

マウント

Rider750SEに限らずブライトン全般の注意点。
ガーミンのアウトフロントマウントと形状が酷似しているのに互換性がない。
取り付けると壊れる。
販売代理店も下記の通り注意喚起している。

ただ、勝手に似せといて「注意!」も何だかなぁと思う。
一部の高級機は変換キットが販売されているが、そんなもん出すなら最初からガーミンと同じ形状にすればいいわけで、ユーザーファーストじゃないなぁと感じる。

パッと見を似せといてwebとか遠い場所から注意を呼びかけるのが良心とは思えないし、本気で破損事故を防ぐつもりがあるなら、新品のマウント部に「ガーミンと互換性なし」とシールを貼るぐらいの事はしてもいいように思う。

充電

初代同様、接続時に爆音が鳴る。
電源OFFの場合、電源が自動でONになる。
いちいちオフにするのが面倒くさいし電源OFF時にも爆音が鳴るので快活クラブ等で充電する際に結構気を使う。
通知音は設定でOFFにできるが、走行時には通知音が必要なのでOFFにしたくない部分もあり悩ましい。

ライブトラック

Rider750SEには現在地をリアルタイムで他人と共有するライブトラック機能がある。(初代にもあるっぽいけどSEを買ってから初めて使った)
使い方は以下の通り。

  1. サイコン上でルート記録を開始する(記録ボタンを押す)

  2. スマホのBryton Active アプリでライブトラックのページを開く

  3. 「ロケーションをシェアする」をONにするか「ライブトラックを開始」をタップする
  4. サイコン上に「ライブトラックを開始します」と表示されてライブトラックが開始される

ライブトラックを終了するときは、ルート記録を停止するか、アプリ上の「ライブトラックを終了する」をタップする。


ライブトラック中は専用サイトでユーザーの移動をリアルタイムで確認できる。
専用サイトのURLは、アプリ上の「自動送信」にURLを送付したい相手のメールアドレスを登録して送信するか、アプリ上のシェアボタンを押して各種SNS等に送信する。
なお、シェアボタンは現在死んでいるっぽい。(押しても反応がないか、メッセージが出るだけでシェアできない)
夏の北海道では使えたんだけどなぁ。

画面が用意できなかったため、シェアボタンと専用サイトのイメージは、ブライトン公式YouTubeを参照してください。(動画では専用サイトはPC画面に表示されていますが、スマホでも表示可能です。また、スマホで閲覧する場合、スマホ用の縦長レイアウトで表示されます)

2024.1.17
シェアボタンがタップできるようになってたので、サンプル動画を載せました。

 
 
 
 
 
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Googleマップの位置共有と異なるのは軌跡や速度も表示されること。

キャノンボール(東京ー大阪500kmを24時間以内に完走する遊び)やブルベ、ライドイベントなどで知り合いと位置を共有すると楽しいかもしれない。
自分はズルやサボリがバレそうで怖いから共有しないが。


以上、Rider750SEの紹介でした。


(おわり)

アイウェアのこと


度入りのアイウェアを作った。

きっかけはBRM1103近畿600km。
完走後、視界がぼやけて目ヤニが止まらなくなった。
原因はおそらくコンタクトレンズ
仮眠時以外つけっぱなしだったので目に負担がかかったのかもしれない。

今回は治療なしで症状は収まったが、眼病になると怖い。
コンタクトなしで走れるように、アイウェアに度を入れることにした。

 

アイウェアの条件

いま使っているアイウェアはTifosiのPodium XC。
(記事書いてて気づいたけどカタログ落ちしたっぽい)
使い勝手もコスパも良いが、度入れができない。
別売りでインナーフレームがあるようだが、あいにく在庫なし。


そんな訳でレンズと一緒にフレームも替えることにした。
アイウェアの条件は以下4点。

  • 夜間走行が可能
  • トンネルを問題なく走れる
  • 普通のメガネとしてもギリ使える
  • 安価

夜間走行が可能

ブルベは夜も走る。
JIS規格では夜間運転用レンズに必要な可視光線透過率は75%
てことでJIS基準以上の透過率が必要となる。

トンネルを問題なく走れる

ブルベのコースにはトンネルが多い。
急な明るさの変化に対応しづらい調光レンズは無しとした。

普通のメガネとしてもギリ使える

別途メガネを持ち歩くのは面倒くさいので、輪行時や投宿後でもかけっぱなしにできるアイウェアにした。

安価

イカーブレンズは値段が高い。
調べたら5万円前後かかる例もあった。
性能や技術を考えると値段相応なのだろう。
が、戦争しないのでミルスペックとか要らない。
その他、自転車の走行に必要なさそうな高スペックはやめて、その分価格を抑えることにした。

 

フレーム

上記のポイントを踏まえて以下の2本を用意した。

G-HUTTE05

「グラスヒュッテ」のオリジナルフレーム。

付属パーツが豊富で、ガスケットやゴーグルストラップのほかに度付き用RX-RIMが付いている。
度付き用RX-RIMを使うことでレンズカーブが8C→6Cになり、強度数での度入りレンズが作成可能となる。
「ゴーグル化できて便利そう」と思って購入したままずっと放置していたので、今回活用することにした。

301D

OGK KABUTO 301のレンズ部をオプティカルドック式にした製品。

301の全面レンズだと8カーブだが、301Dは付属のオプティカルドックによって6Cとなり度付きレンズへの交換が容易となる。
G-HUTTE05だけでも事足りていたが激安中古を衝動買いした。
完全に無駄遣い。

 

レンズ

上述の通り、スポーツグラスの度入りレンズ価格は値が張る。
たとえば専門店の価格だと以下のような例もあった。

結構なお値段。
自分にはとても手が出せそうにない。

今回作るアイウェアは自転車専用。
一回で乗る距離は長いが、乗る回数はさほど多くない。
(トレーニングとかマジでしないので)
なので性能よりもコスパを優先した。

赤札堂

G-HUTTE05用のレンズ作成を依頼。
電話で聞いたら「度数等にもよるが6Cなら多分大丈夫」との回答だったので店頭で相談し、そのまま注文してきた。
なお、店の提案により4Cで作成した。

色はピンクで、透過率は85%。

本当は80%が良かったが、選択肢が85%か75%しかなく、75%だと夜間走行がギリギリすぎるため85%を選択した。

レンズ代は9000円でコーティング代が4400円だった。
(防傷、耐熱などのセットコーティング)
コーティングは無くても良かったがペイペイが20%ポイント還元中だったので盛った。
ブルベとかでよくアイウェアアスファルトに落とすし、眼鏡したまま風呂入ったりするので、防傷耐熱コートがあっても損はしないかなーと思って。

 

レイアップ

愛知県豊田市にあるメガネ・サングラス専門店。

301D用のレンズ作成を依頼した。
301Dは仕様上6Cだが、実測結果により5Cでの作成となった。

301Dは無色の透明レンズを選択。
レンズ代7700円。(専門店なのに安い)
赤札堂と同程度のコーティング代が3300円。赤札堂より安い)
なお、色入りレンズの場合は+2200〜3300円程度だった気がする。
うろ覚え。

 

使用感

 

G-HUTTE05

見え方は普通のメガネより若干ぬらぬらする感じ。
(見え方の言語化って難しい)
ただ走行中は視界が流れるので大して気にならない。
透過率85%だと遮光性はほぼ無いため夜間やトンネル内も問題なく走れた。

RX-RIMがある分、視野は少し狭い。
体をひねっても真後ろが見にくい。
直進する分には問題ないけど、ブルベなどで真後ろにつかれると確認しにくいかも。
バーエンドミラーを一回り大きいものに変えたくなった。

風が若干入り込むが自転車専用品じゃないため仕方なし。
それにそこまで気になる風量でもなかった。

301D

見え方はほぼ普通のメガネ。(透明レンズなので当たり前)
G-HUTTE05同様ドックがある分視界が狭い。
が、G-HUTTE05よりわずかに見やすい。

風の巻き込みはほとんど感じられない。
CFD解析(流体解析)まで行っているし、この辺りはさすが自転車用品を作ってるメーカーといった感じ。

まとめ

今まで「度入りサングラス=高額」と思っていたが、調べてみたら案外安く作ることができた。
レンズの耐衝撃性は普通のメガネと同程度だが、飛び石やカナブン、落車でもなければ問題ない。

どちらのアイウェアも今のところ非常に快適で「もっと早く作れば良かった」と後悔したぐらい。
ただ、ブルベなど人が後ろを走るようなイベントで視野の狭さがどう影響するかは未知数なので、その点は今後の実走で確認する予定。

これで目の負担が減るといいなぁ。


(おわり)

 

余談:
アイウェアという呼び方が苦手。

ただ遮光レンズを透明レンズに交換したサングラスを何と呼ぶべきか分からなかったのでクッソしぶしぶ「アイウェア」と書いた。
気にしすぎなのはわかってるが、オッサンが無理して若者言葉を使ってるような気恥ずかしさがあって記事を書き終わった今もずっと背中が痒い。笑

装備のこと(BRM1103近畿600kmの場合)

BRM1103近畿600kmの場合

気温 5℃〜27℃(サイコン記録)
太陽 6:14〜16:55
天気 晴れ
風  西か北

雑感

11月にしては暑すぎる気温。
翌年以降の装備参考にならないレベル。
結構文句を言いながら走った。
が、2週間後コース上に積雪発生と聞き改心。
神様本当にありがとう……。

スタート時は10℃前後。
ワークマンインナー+メリノジャージ+ぺこパンで対応する。
今庄まで15℃以下が続き、その後気温が上昇。
ちょうどよく現れたコンビニでメリノから夏ジャージに着替え、ぺこパンを脱いだ。
夜は道の駅のと千里浜で再びメリノジャージに着替え、途中でサイクルジャケットとニッカを追加。
そのまま快活で一泊して、同じ服装でリスタート。
白川郷すぎのコンビニでサイクルジャケットとニッカを脱いだあとは着替えないままゴールした。(気がする)

足元のメリノソックスはワーストケースへの備え。
暑かったらコンビニで靴下を買うつもりだった。
結局ゴールまでメリノソックスだけで走り切った。
このソックス超厚手だけど思ったほど暑くならないので対応温度が幅広い。

手元は指あり夏グローブを使用。
砺波〜白川対策でインナーグローブも持ってったがギリギリ耐えられたので使わなかった。
(グローブの耐寒は7or8℃が限界なので、最低気温時は手の甲が寒さで痺れた)

ヘルメットインナーは新たに買ったモンベルのワッチキャップを使ってみた。
防風アリの従来品と異なり、通気するのが特徴。
感想は「中途半端」。
秋には暑く、真冬には少し寒い(かも)。

フロントバッグにはモバイルバッテリー、電動ポンプ、財布、スマホを収納。
補給食などはGIANT STORE 高松店の限定ボトルに入れた。
物入れにドリンクボトルを使った理由は暑さ対策
高気温予報だったので万一ダブルボトルが必要だったら使おうと思っていた。

結果から見たら過剰装備。
気温高めの予報でもやはり山が怖かった。
季節の変わり目だし、快適より安心を優先てことで。

 

装備

自転車

  • DAVOS D-309
  • ブレーキ以外105(R7100)
  • TRP SPYRE-C
  • SM-RT54
  • CS-HG700 11S 11-34T
  • ボントレガー Paradigm Comp TLR Disc Road Wheel
  • スペシャライズド パワーサドル
  • タイヤ
     前:ミシュランのリチオン3 25c
     後:パナレーサーのアジリストデューロ 25c
  • Lifelineのチューブ
  • FRライト
     OLIGHT RN1500
     GENTOS RX-086PS
  • RRライト
     OMNI-5
  • サイコン
     etrex20x
     Bryton Rider750SE
  • Canyon RING Bar End Bell
  • キャットアイ バーエンドミラー BM-45
  • ポカリスエット900ml(+キャップアダプター)
  • GIANT STORE 高松店の限定ボトル
  • パンク修理一式(携帯ポンプ、レバー、タイヤブート、パッチ)
  • 交換用チューブ4本
  • ワイヤー錠
  • KCNC ブルベマウント

服装

  • OGK KABUTO AERO V-1
  • ヘルメットインナー
     日中:ワークマンで買ったインナー
     夜間:モンベル サイクルワッチキャップ
  • Halo はちまきタイプ
  • ヘルメットライト
     トライスター
     モンベルのヘッデン
  • TIFOSIのPodium XC クリアレンズ
  • BUFF COOLNET UV+
  • コンプレッションインナー

  •  朝:メリノウールプラスサイクルジャージ
     昼:夏用長袖ジャージ
     夜:メリノ、モンベルのライトシェルサイクルジャケット

  •  朝:サイトウインポートの春秋タイツ、ぺこパンツ
     昼:春秋タイツ
     夜:春秋タイツ、モンベルペダリングニッカ
  • 反射ベスト
  • 指あり夏用グローブ
  • モンベル メリのウールトレッキングソックス
  • モンベル トゥーカバー
  • SIDI(MEGA)の靴 SPD-SL

予備ウェア類

収納

  • オーストリッチ フロントバッグ POTARI
  • トピーク バックローダー 6L
  • ツールケース
  • X-pacの超コンパクト三つ折り財布

その他

  • 薬(頭痛薬、胃腸薬、BCAA)
  • 2RUN
  • 輪行袋
  • プロテクトJ1
  • モバイルバッテリー(15000mAh)
  • USBケーブル
  • コンタクトケース
  • スマホ
  • 補給食
  • 手拭い
  • 電動ポンプと専用ホース
  • RX-086PSの予備電池

 

(おわり)