稚内港に到着。
いつもの稚内と雰囲気が違う｡
そういや昼に来るのは初めてだっけか。
自転車を組み立てて出発。
まずは近所の海鮮屋へ。
朝から何も食ってない。
空腹でぶっ倒れそう。
海鮮丼+小ウニ丼。
輪行で浮いた船代を全部ぶっこんだ。笑
カニの爪はモンベルカード提示でゲット。
どれもうまいー。
補給を済ませたので宗谷岬へ。
稚内空港を眺めながら海沿いの道を走る。
風が強い。
バイク乗りが手を振ってくるが応えるたびにコケそうになる。
ノンストップで宗谷岬に到着。
いつもの写真パシャ。
道北に来た以上やっぱ撮らないとね。
その後は宗谷丘陵へ。
激坂を這うように上る。
いい眺め。
牧草と海のコントラストがきれい。
白いのは牧草ロールかな。
絶景を眺めながら西に向かって走る。
少し走って白い道に到着。
青い空に道の白さがよく映える。
めっちゃ楽しい。
が、後半の下り坂で現実に引き戻された。
スリップしないギリギリを狙ってブレーキを必死に握る。
なんとか無事下山。
砂利の下り坂こわかった……。
宗谷岬、修了。
稚内を目指す。
「あ、利尻山だ」
かすかな山影が波間に揺れている。
瞬間、利尻と礼文の記憶が蘇った。
最高の二日間だったなぁ。
いつかの再訪を誓いながら国道を走った。
市街地に到着。
かなり早い帰還。
平坦路だから当然か。
せっかくなので市場で土産を買った。
市場を出てダラダラ走り、稚内駅に到着。
寄り道したのにまだ時間が余っている。
のんびりと輪行準備。
その後は構内を探検して時間をつぶす。
色々見ていたら改札のアナウンスが。
荷物を担いで改札待ちの列に加わる。
改札を抜けて電車にイン。
車内に荷物を置いてホームに戻る。
前回撮り忘れた写真パシャ。
発車の合図。
再び車内に戻る。
着席。
同時に発車。
「バイバイ稚内。 また来るねー｣
車窓に流れるオロロンラインを眺めながら、札幌に向かった。
9日目
「止まなかったかー｣
快活クラブの玄関から空を眺める。
昨晩、 札幌到着と同時に降り出した雨は、翌朝になってもまだ降り続いていた。
雨雲レーダーを確認。
夕方まで降るらしい。
ぐへえ。
今日は苫小牧港に行く。
寄りたい場所は新千歳空港のみ。
全部電車やバスで移動できるが……。
「走っていくかー｣
北海道最終日。
次にいつ来られるかも分からない。
心残りがないように自走を選択した。
幸いフェリーには洗濯機もある。
濡れても別に問題ナシ。
出発。
札幌を脱出して恵庭、千歳を南下する。
「ギブアップ！」
視界が悪い。
車が怖い。
雨は勢いを増すばかり。
もういやだ。
新千歳空港からは輪行することに決めた。
陸橋を越えて空港に到着。
自転車を輪行袋に詰める。
トイレで服を着替えて準備OK。
移動開始！
まずは昼飯。
弟子屈ラーメンと豚丼屋へ。
去年食ったらハマっちゃった。
次はきのとや。
最後に土産屋で赤いサイロを買う。
これうまいのよね。
あー楽しかった。
まだまだ遊びたいが、そろそろ時間。
カートを戻して地下の駅に降りる。
ちょうど来た電車で苫小牧に向かった。
あっという間に苫小牧駅に到着。
電車は早いね。
駅を出て、バスの時刻表を確認。
うーん、一時間以上もある。
しゃーないので駅ビルのカフェで待機。
ついでにマンホールカードをゲットする。
写真の整理などをしていたらバスが来た。
荷物が多いため最後に乗車。
邪魔でごめんなさい……。
バスに揺られて苫小牧港に到着。
なんだかめっちゃ懐かしい。
バッグ吹っ飛び事件が一年くらい前のように感じる。 笑
行列に並んで乗船手続きを済ませて2Fへ上がる。
少し並んで乗船開始。
部屋は往路同様ツーリストのベッド部屋。
角部屋で荷物が置きやすくて助かる。
外から銅鑼の音が聞こえてきた。
出航の合図だ。
北海道ともこれでお別れか。
色々あったけど、今年も楽しかったな。
濡れたウェアを取り出しながら思い出を振り返る。
部屋を出てロビーに移動。
係員がいたので尋ねる。
「コインランドリーはどこですか」
「すみません、 コインランドリーがあるのはいしかりだけです。きそにはありません」
なんやて！？
（おわり）
そんな訳でダラダラ続けてきた北海道旅行記、ラストは焼きたて！！ジャぱんエンドとなりました。
復路のフェリーなんて面白いこと起きてないし。
現地で撮った動画をなんとかブログに挟み込めないかと考えていましたが、考えているうちに2023年になっちゃったので諦めました。
そのうち気が向いたら記事に追加するべぇ。
ウェアはカーテンと窓の間に置いて乾かした。くっさー
海鮮屋にて。大丈夫かこれ笑
散財したので帰りのフェリーは全部自炊した
帰りのフェリーにて
