BRM402中部200kmに参加した。
今回はD-604をブルベに初投入。
クロモリ、ディスクブレーキ、11-34Tと新要素てんこ盛りなのにぶっつけ本番でAR中部を走っても大丈夫かと思ったが、BRM326名古屋300kmが雨だったもんで仕方がない。
若干の不安もありつつ「無理ならDNFすりゃあいいか」 と普段通りの低意識で臨んだ200km、レッツレポート。
スタート前
夜明け前の戸越峠を車で走って瀬戸到着。
気温は-1℃。
4月なのにめちゃ寒い。
スタートまで車内に立てこもりたいが、準備があるのでそうもいかない。
D-604を車からおろして準備開始。
が、薄闇で手元が見えずローターがブレーキに全く通らない。
ディスクブレーキ面倒くさいなあ。
結局車のライトで照らしながら作業した。
自転車の準備が完了したので受付へ。
駐車場代と権利放棄書を提出する。
その後はブリーフィング。
車検をすませ、時間までストレッチ。
定刻になったので走行開始。
BRM402中部200kmが始まった。
スタート〜PC1
道の駅を出るとすぐにアップダウン。
斜度8%前後の坂を上ったり下ったり。
いつも以上に集団に置いて行かれるのが早い。
自転車変えたからかな。
焦っても仕方ないので自分のペースで走った。
国道248号を通って岐阜県多治見市イン。
しばらく走って土岐川に出る。
アップダウンが一旦落ち着いた。
土岐川沿いに走って北東へ。
岐阜の町を駆け抜ける。
しばらく走って国道19号に出た。
反対車線側に渡りたいが車の流れが途切れない。
車の流れを5分以上眺める。
チャンス到来。
一気に道の反対側へ渡る。
怖かったー。
苦労して乗った国道19号を少し走っただけで離脱。
もったいない気がするが仕方がない。
中央自動車道をくぐって今度は北西へ向かう。
しばらく走ってPC1のコンビニ到着した。
PC1〜PC2
走り始めてまだ50km程度。
大して消耗してないので、飲むヨーグルトとおにぎりだけ胃に入れて出発。
木曽川を越えて県道68号に入る。
ここから峠道に突入。
このブルベで一番標高が高い中野方峠だ。
「勝手に後ろについちゃってすみません」
後ろから女の人の声がした。
PC1からついてきたようだ。
「気にしないので大丈夫ですよ」
マジで気にしないのでそう伝える。
そしたら会話が成立する相手と思われたのか、めっちゃ話しかけられた。
「ブルベよく出るんですか」
「SRもってますか」
「私はまだ200kmしか走ったことなくて」
「400kmとか600kmってしんどいですか」
「完走のコツは」
お、おう……。
見ず知らずの人にグイグイいけるのスゴい。
自分は面倒くさがりで話しかけたりしないので素直に感心した。
ヒルクライムの最中だし会話すると疲れるかなと思ったが、ブルベでもなければ他人と走る機会もない。
せっかく声をかけて頂いたので、話しながら楽しく走った。
中野方峠が終わり、白川町イン。
ダウンヒルが始まったので、会話を切り上げて走りに集中する。
それにしても寒い。
道路脇の温度計を見る。
8℃。まだ一桁かよ。
寒さに震えながら坂を下り続ける。
腹が冷えて痛くなってきた。
やっぱ腹巻もってこればよかった。
腹の調子を心配ながら走っていると、他の参加者が木材トラックの真後ろにビタつきしながらすごい勢いで走ってきた。
あっぶない。
本人はドラフティング走行のつもりだろうがただの煽り運転だ。
本人もトラックのドライバーも危ないので本当にやめてほしい。
危険走行に憤慨しながら赤川、 黒川沿いをひたすら走る。
白川の手前で左折して、飛騨川沿いの国道19号へ。
PC2発見。
今にもくだりそうな腹を抱えてダッシュでトイレに駆け込んだ。
(つづく)