デブとブルベとロングライド

デブが走ったブルベとロングライドの記録

北海道に行ったこと(2022年夏 ツールド道北 オトンルイにさよなら)-1

1日目

蒸し暑い曇天の夕方、名古屋港に到着。
荷物が多いため人に車で送ってもらった。
ありがたやー。

フェリーターミナルに入ると、係員に紙を渡された。


欠航/遅延の際の事前同意書。

この日は台風8号が迫っていた。
事前に遅延/欠航のアナウンスもなかったため結構不安だったが、一応出港してダメならやめるという事らしい。
柔軟な対応は嫌いじゃない。笑

同意書にサインして提出。
体温を測ったのち受付列で待機する。

自分の番が回ってきたので窓口へ。
ほとんどの手続きはオンラインで済ませたためクレジットカードを提示するだけで乗船券が発行された。

乗船手続きが終わり、乗船。
2Fのゲートから乗船通路に入る。



今まで乗ったフェリーより大きいせいか、通路が長い上に傾斜がきつい。
自転車とパニアを抱えて歩く距離じゃない。

 

汗だくになりながらフェリーに乗船。
すると係員が声をかけてくれた。

「自転車のお客様ですね。保管場所にご案内します」

 


階段下のスペース。
専用スペースではないが室内保管よりよっぽど助かる。
ありがたく置かせていただいた。

自転車を置いたあとは船室へ。




今回予約したのはB寝台。
ベッド、サンシェード、電灯、電源1個の簡素な空間。

本当は雑魚寝部屋の方が安い。
が、新型コロナの感染者数が激増している時期。
大事をとって個別の空間を確保した。

部屋に荷物を置いたあとは大浴場へ。


脱衣所は結構広め。
荷物はカゴに入れるが貴重品用のコインリターン式ボックスもある。
大きな浴槽が2つあったが、蒸し暑くて長湯する気になれなかったので、ささっとシャワーを浴びて浴場を後にした。


風呂のあとは船内レストランで晩飯。
メニューはバイキングのみ。
2100円の割に内容はちょっと物足りなかった。


ガッツリ食って部屋に戻る。

乗船後にやりたかったことは粗方片付いた。
が、寝るにはまだ少し早い時間。
暇つぶしに甲板で夕涼みすることにした。

3Fの扉から外に出る。
空を見上げるとオリオン座が輝いていた。



真夏に見られるとは。

得したような気がした一方で、夏の終わりが近づいているようで寂しい気もした。
季節は確実に移り変わっていく。


しばらく夜空を眺めていたが、だんだん雲が厚くなってきた。
そういえば台風が近づいてるんだった。
強風に飛ばされないうちに船内に戻り、布団に潜り込んだ。



(つづく)




相変わらず荷物多め