デブとブルベとロングライド

デブが走ったブルベとロングライドの記録

北海道に行ったこと(2023年夏 ツールド道南 白い帯広)-1

 

今年も北海道に行ってきた。

行き先は今年も決めず。
理由はダブル台風。
一つは北海道直撃の予報。
とてもじゃないが事前計画はムリ。
とりあえず往路のフェリーだけ予約して、あとは北海道で考えることにした。

 

出発

近所の名鉄駅から輪行
名古屋で住よしを食べてからJRに乗り、米原経由で敦賀イン。


出発時は昼下がりだったのに外はもう真っ暗。
ケチって在来線にしたせい。
でもまぁフェリーは深夜発だし気にしない。

駅前で自転車を組み立てて出発。
出港までかなり時間がある。
もったいないので近場をサイクリング。

まずは晩飯。
福井で有名なヨーロッパ軒へ。
すでに閉店していた。
ぎゃふん。
仕方ないので道向かいのラーメン屋で済ませる。
うまいけど俺ぁソースカツ丼食いたかったよ……。


食後、少し足をのばして気比の松原へ。
星を撮ろうと思ったら併設の海水浴場がパリピの巣窟に。
とてもじゃないが撮れそうにないので諦めた。

松原から戻って海沿いの赤レンガ倉庫へ。
写真パシャ。


この恐竜博士は一体……。

その後はのんびり走って新日本海フェリー乗り場に到着。
今回は太平洋フェリーが予約できなかったためこちらにした。
ターミナルで乗船手続を済ませて外で乗船時間を待つ。
駐車場には大量のバイクが乗船を待っている。


これ皆 北海道に行くのか。
やっぱ北海道は憧れの地なんだな。

乗船時間になった。
バイクがつぎつぎと船に吸い込まれていく。
最後のバイクを見送ると今度は自転車の番。
押し歩いてスロープをよじのぼる。
待機していた係員に自転車を渡し、車両甲板の中央にあるエレベーターで客室階へ。


ロビーで待機していた係員に確認し、自分の部屋へ移動する。


到着。
角部屋で荷物を置くスペースも広い。
ありがたやー。

荷物を置いてさっそく風呂へ。
ささーっと汗を流す。
風呂から上がったらその足でコインランドリーへ。
今日着ていたウェア類を洗濯機に放り込む。

やりたいことは一通り片付いたのでラウンジで晩酌。


酒うっまー。
ついでにスマホで天気を確認する。
うーん道北は大雨。
函館方面は台風が直撃する予報。
道東も若干あやしい。
となると。

「帯広にいくか」

今年の行き先が決定した。

 

下船

 


のんびり過ごしていたら下船時刻が近づいてきた。
身支度を整えて車両甲板で案内を持つ。

まずは車、バイクが下船。
自転車は最後。
これマジで逆にしてほしい。
排ガスがこもる甲板で最後まで待つのは辛い。

排ガスに咳き込みながら夜の苫小牧東港に降り立つ。

「なんじゃここは」

苫小牧東港は僻地だった。
ターミナルを出たら何もない。
太平洋フェリーの港とはえらい違い。

それでも港を出た直後はまだマシだった。
高速道路が並走していて多少の灯かりがある。
高速と国道が別れるといよいよ真っ暗。
建物も街灯もない。
時おり工業港や施設があるだけ。
闇の中を動物に怯えながらひたすら走る。


20kmほど走って市街地に到着。
ここまで来たらもう熊の心配はない。
あー怖かった。

苫小牧の市街地は道が広い。
車がかっ飛ばすため車道を夜走るのは結構怖い。
歩道の一部に自転車レーンがあるためそちらを走る。


みよしのに到着。
北海道にきたら毎回食べてる大好物の餃子とカレーのチェーン店。
苫小牧店は24時間営業でありがたやー。


うっま。

その後は苫小牧港近くの自遊空間へ。
シャワーを浴びたり天気を調べたのち、就寝した。


(つづく)

今回の装備