デブとブルベとロングライド

デブが走ったブルベとロングライドの記録

Rider750SEのこと

2024.1.4 追記
知らない間にターン通知音が追加されていたので記事に反映しました。

2023.12.30 追記
2023.11.10のアップデートにてラップ機能が追加されたので記事に反映しました。

Rider750SEを買ったのでレビュー。
一般的な使い方は公式サイト等で解説されているので割愛。
ここでは新旧の比較や良い点、イマイチな点について話します。
(後日加筆予定)
↑ 2023.12.22 別記事で追加しました。

購入した理由

Rider750(以下「初代」)をぶっ壊したから。

年末のブルベで走りながら充電しようとした際、Micro USBの向きを間違えて挿してしまい充電口を破損してしまった。


保証期間はとっくに過ぎていたし、ページ移動処理の遅さや細かい不満もあったため「これを機に別製品を使ってみよう」とiGS630を買ったのだが、ルート表示やiClimb機能にバグがありブルベ使用に耐えなかった。(補足:一部のバグは後日のアップデートにより解消されたらしい)


ルート表示や残りの獲得標高がおかしい


「せっかく買ったんだし」
「バグはアップデートで解消されるかも」

そう思ってそのまま使用していた。
が、1000kmブルベにエントリーしたことで事情が変わった。

「普通に走っても時間内完走できるか分からないのに、地図やクライム情報がアテにならない状態で走るとかムリ」と考え、散々悩んだ挙句、ブルベの数日前に発売された Rider 750 SE を購入した。

 

初代との比較

初代との比較で気になるポイントを抜粋した。

 

Rider750SE

Rider750

本体サイズ

93×50.9×19.4

92.5×49.7×23.8

重量

94g

93g

画面サイズ

2.8インチ

2.8インチ

バッテリー稼働時間

最大40時間

最大20時間

ラップ機能

なし

あり

同期方法

Bluetooth4.0

Wi-FiBluetooth4.0

本体のみモデルの同梱品

 

スタンダードマウント
クイックスタートガイド
USB Type-C ケーブル
ストラップ

アウトフロントマウント
スタンダードマウント
Micro USB ケーブル
ストラップ
クイックスタートガイド

 

サイズが若干大きくなった

微妙にサイズが変わった。
また、フォルムやボタン位置、形状も変わったため、初代のフィルムやシリコンケースは使用できない。
ただ、大きくなったにも関わらず重量が変わらなかったのは嬉しい。

最大バッテリー駆動時間が倍になった

ルートナビを使うと稼働時間がぐっと減るが、それでも400kmブルベでの追加充電は30分も要らなかった。
初代はブルベ中に追加充電が必須だったし、雨の日はそれで結構神経質になっていた。
バッテリー駆動時間が伸びた恩恵はかなり大きい。

USB-Cになった

これも嬉しいポイント。
Micro USBは挿し込む向きが決まっているため、走りながらの追加充電がしづらかった。(走行中にやるのは褒められたことではないが)
挿し込む向きがなくなったことで壊す心配が減った。

 

オートラップ機能がなくなった

ブルベ時に15km毎のラップタイムを計測して余裕や遅延を確認していたため、オートラップ機能がなくなったのは結構痛い。
ただ、なくても暗算である程度対応できるため致命的な変更とは思わず。

2023.12.30 追記
2023.11.10のアップデートにてオートラップ機能が追加されました。
(リンク記事だと手動ラップが追加されたように見えますが、実際にはオートラップも追加されています)

<オートラップの設定方法>
1. Bryton Active(=スマホアプリ)右下の歯車アイコンをタップ
2. 「自転車」をタップ
3. オートラップを設定したい登録バイクのアイコンをタップ
4. 「ページ」をタップ
5. 「オート機能」をタップ
6.  オートラップのON/OFFおよび、ラップの基準を選択する

 

Wi-Fi同期ができなくなった

ブルベの走行ログは結構デカくてBT同期だと時間がかかるためWi-Fi同期を使用していたが、無くなってしまった。残念。
ただ致命的な変更とは思わず。

アウトフロントマウントの同梱がなくなった

アウトフロントマウントが同梱されなくなった。
事実上の4400円値上げ。
ゴムで固定するバイクマウントは同梱されるが、エアロハンドルなどを使っている場合、別途アウトフロントマウントなどを購入する必要があるかもしれない。

その他

その他の気になるポイントをまとめる。

操作レスポンスが速くなった

初代に比べてページ移動時のもたつきがなくなった。
特に地図ページをまたぐ際のもたつきは激減した。
これのおかげで相当ストレスが減った。

ターンバイターンが事実上使えない

アプリに読み込んだGPXにターンバイターン情報を付与するとルートが改変される。

 

付与時に「OSMマップに準拠うんたら」との表示が出るが、OSMベースで引いたGPXにターンバイターンを付与しても改変されるので単にブライトンの問題だと思っている。

ターンバイターンを付与しなければ困ることはないが、ターンのポイント間距離表示や通知音が鳴らせないができないのでちょっと残念。
2024.1.4 知らない間にターンの通知音が追加されていたので記事に反映しました。

 

以上、気になることはいくつか(いくつも)あるが、BRM503中部1000kmを無事に完走できたし、標高グラフは完走の大きな力になってくれた。
既知の不満に目をつぶれる人にとっては良いサイコンだと思います。

 

(おわり)