BRM722近畿400km彦根（R）に参加した。
400kmブルベの100周年記念ブルベ。
過去に参加した夏ブルベでは熱中症でDNFした。
今回はその時より暑くて距離も長い。
一体どうなることやら。
スタート
朝イチで車に自転車を積み、高速道路で彦根に移動。
快活クラブに入って昼食。
その後は仮眠タイム。
昨年末の夜スタートブルベでは仮眠せずに大爆死した。
今回は反省を活かして早く移動し、長く睡眠に努めた。
スタート1時間半前、起床。
夕飯を済ませてから彦根駅のそば駐車場に移動。
車の中で身支度を整える。
スタート地点の彦根駅東口に到着。
参加者がいっぱいいた。
暑いのに参加者が多いのは、きっと100周年記念ブルベだからだろう。
受付、ブリーフィング、車検が完了。
BRM722近畿400km彦根（R）スタート。
ルートをたどって彦根を走る。
前の走者がサイコン表示と異なる場所で曲がったので「あれ？」と思ったら自分が間違って復路用のGPXを開いていた。あっぶね。
信号待ちの間にデータを読み込み直し。
早めに気づけて良かった。
関ヶ原を抜けて岐阜イン。
日が沈んで次第に辺りが暗くなってきた。
車が狂ったように飛ばすため気を付けて走行する。
長良川球場前を通過。
サッカーのサポーターで大賑わい。
人波を縫って堤防道路に移動し、岐阜城を眺めながらひた走る。
町の喧騒はあっという間に遠ざかっていった。
「そろそろコンビニ寄るか」
今回のブルべはコンビニPCがない。
自分で適宜休む必要がある。
出発時に飲み物を買い忘れたこともあり早めの休憩を取る。
「うわ涼し！」
外気とコンビニ内の気温差たるや。
アイウェアが真っ白になった。
とっくに日没したが、外は湿度や地熱でまだまだ暑い。
夜でこれなら明朝は苦戦するかもしれない。
走行再開。
同じ愛知からの参加者に話しかけられた。
談笑しながら長良川沿いを進む。
暗い夜道も誰かと一緒に走ると楽しい。
そのまましばらく走り続け、通過チェックに到着した。
通過チェック
郵便局に到着。
スタート時に渡されたハガキを投函するらしい。
初めてのパターンだなこれ。
名前とエントリー番号の記入を記入して投函した。
走行再開。
静かな夜道を黙々と走り続ける。
おそらく明日は猛暑となる。
夜のうちに少しでも距離を稼いでおきたい。
祭りでにぎわう郡上を通過してせせらぎ街道に到着。
ここから長い上り坂。
少しずつ上を向く道を淡々と走る。
せせらぎ街道は道が結構きれい。
建物や街灯もそこそこ有る。
夜間走行のストレスが少なくて助かる。
ずんずん進んで明宝イン。
ハムで有名な場所。
明宝って高原だったのね。
そろそろ休憩したいなと思っていたら道の駅が登場。
ありがたやー。
飲み物を買ってベンチで休憩。
ついでにこの先の情報を確認する。
清見にも道の駅があるらしい。
次の休憩場所はそこにしよう。
走行再開。
星空を眺めながら走る。
が、しばらくすると空は雲で覆われた。
元々にわか雨予報だったし仕方ない。
降らないだけマシだろう。
勾配がじわじわキツくなる。
もうちょっと走れば道の駅。
もうちょっと走れば道の駅。
……いや全然つかない。
距離感を間違えたっぽい。
メンタルがごっそり削られた。
ようやく到着。
ベンチに腰掛けて一息つく。
別のベンチでは参加者が仮眠していた。
深夜だしそりゃ眠いよね。
休憩していたら肌寒くなってきた。
温度計の表示は19℃。
さすが標高1000m。
体が冷える前に走行を再開した。
道の駅を出てしばらく坂を上り、ピークに到着。
記念写真パシャ。
そしてダウンヒル開始。
「寒い！」
気温は18℃。
さっきと1℃しか変わらないが妙に寒い。
よく見たら息も白いやんけ。
一旦停車してウィンドブレーカーを装着。
我慢できた気もするが、無理する理由もない。
体調や胃がおかしくなる前に対策をした。
グングン坂を下って国府町イン。
東街道を走り続ける。
そして次第に空が明るくなってきた中、PC1に到着した。
（つづく）
生き物は出ませんでした。ほっ。
