4日目
バイク乗りたちの身支度の音で起床。
自分も支度を開始する。
荷物整理、洗顔、 朝食、歯磨き。
てきぱきとこなす。
最後に忘れ物チェックして出発。
お世話になりました。
また来ます !
カニの家を出て南下。
北海道らしい景色の中をのんびり走る。
途中、 大型バイクが追い越しざまに手を振った。
昨日一緒に飯を食った人だ。
自分も手を振り返す。
またどこかで飯おごって!(切実)
しばらく走って標識に従って左折。
直進して目的地に到着。
幸福駅。
一度来てみたかったので。
自転車を置いて砂利道を進む。
なんかとんでもない厄災を封じたような建物があるなと思ったら旧駅舎らしい。
怖いけど一応覗く。
中は外側以上におそろしかった。
壁はもちろん天井にもお札が貼られている。
全ての紙には人の願望や欲望がびっしり。
情報量が多くてめまいがする。
何だこのしょうもない無量空処は。
ダメージを負いながら幸福駅を発ち、今度は北上。
カニの家を通過して帯広に向かう。
途中で右に道を逸れてしばらく進み、到着。
愛国駅。
幸福駅とセットで訪れる人が多い様子。
石碑の前では外国人がめっちゃチューしている。
幸せそうでよかった……。
愛国駅を出てさらに北上。
いったん帯広の中心地に戻る。
戻った理由は洗濯。
カニの家には洗濯機がなかった。
一応手洗いして干したが、全く乾かず。
乾燥機に放り込まないと着るものがない。
(今着ているものもは洗濯せずに着まわしたウェア)
帯広駅から近い場所にコインランドリー発見。
ウェアを全部放り込む。
洗濯が終わるまでの間に市内散策。
ばんえい競馬場や六花亭で時間をつぶす。
散策後、洗濯物を回収。
今度は昼食。
デザートと順番が逆だが気にしない。
ただ、目当ての豚丼屋へが激混み。
行列に加わったが10分でギブアップ。
気温が高すぎて待っていられない。
仕方ないので道中で探すことにした。
ひたすら東に向かって走る。
途中、ラーメン屋を発見。
ほかにメシ屋がほぼないのでイン。
うまい。
が、床がギットギト。
クリートが滑る滑る。
あやうくこけそうになった。
床ふき大事。
走行再開。
しばらく走って目的地に到着。
池田ワイン城。
一度来てみたかったので。
とはいえ自走なのでワインは飲めず。
施設見学やぶどうジュースを楽しんだ。
「あ、 通過しちゃった」
ワイン城からの帰り道、キャンプ場を豪快にオーバーラン。
今から戻ってもチェックイン時間に間に合わない。
仕方ないのでキャンプはやめて帯広に戻る。
なんかずっと帯広を行ったり来たりしてるな。
コンビニの駐車場で検索。
すると西帯広にライハを発見。
電話。空き部屋あり。やった。
国道をひたすら西に走る。
一度だけさせて左折して到着。
宿泊棟の隣にガレージ付き。
雨予報なのでありがたやー。
オーナーに到着の電話連絡。
指示通りに屋内の郵便受けに宿泊代を入れる。
宿泊中はこのまま一度も顔は合わさないっぽい。
コロナ対策なのかな。
部屋に荷物を置いて再び外出。
住宅街を縫うように走って風呂屋へ。
「は一極楽」
日焼けした体を水風呂で冷やす。
今年の北海道は本当に暑い。
本州と大差がない。
暑さに慣れていない道民の苦労は相当だろう。
風呂から上がり、今度は晩飯。
昼に食べられなかった豚丼を食べる。
うーん、期待値は超えなかった。
食後、コンビニに寄ってからライハに帰還。
晩酌をしながら翌日の予定を整理して床に就いた。
(つづく)
頑張って干したが乾かなかった
帯広駅前の謎モニュメント
ご当地の酒で晩酌