8日目
タバコの匂いに耐えられず早朝出発。
ほとんど夜逃げ。
開店直後のコンビニで朝食。
その後、ノシャップ岬へ。
昨年は雨と暗さでよく撮れなかったので、改めて写真を撮った。
道道254号を南下。
オロロンライン稚内手塩線に入る。
昨年は終始雨だったが、今年は曇り。
利尻富士が見えるだけでも嬉しい。
(昨年は見えなかったしそれどころじゃなかった)
オトンルイの風力発電所パシャ。
いつか天気の良い日に来てみたいな。笑
70kmをひたすら走って手塩に到着。
手塩の有名なライダーハウスを見学する。
質素。
今年はコロナで閉鎖とのことだった。
ここにはキャンプ場もある。
ちなみに、このキャンプ場が自転車キャンプする最初のきっかけ。
自転車キャンプ本でここの情報を見て、北海道行きを決めた。
結局できなかったけど。笑
ライハを離れて南下。
道の駅えんべつ冨士見に到着。
食堂が大混雑。1時間ぐらい待たされそう。
気力がないため、少し戻って喫茶店で昼食を済ませた。
(そこも混んでいて30分ぐらい待たされた)
再び南下。
初山別を通過。羽幌イン。
フェリーターミナルちら見。
天売島、焼尻島に行けるが、今回は日程の都合でパス。
うにが美味しいらしいのでいつか訪れたい。
もっと進みたかったが、連日の疲労でギブアップ。
羽幌を越えるとしばらく大きな街がないため、ここで一泊することにした。
コンビニで恒例の宿探し。
色々探すもめぼしい場所なし。
昨年泊まったライハにお世話になることにした。
吉里吉里に到着。
前回は相部屋だったが、今年は個室のみ営業とのこと。
1人部屋は満室だったため、2人部屋をひとりで使用することになった。
今回の旅で一番高い宿泊費。
だた、羽幌町独自のクーポンを購入&使用できたため2千円引きになった。ラッキー。
充電、シャワー、洗濯を済ませて食堂へ。
サフォークの揚げ物がめっちゃうまい。
完食。
そのまま食堂に残って宿泊者アルバムを読む。
9割以上がバイク。自転車はほぼいない。
当たり前か。
ここはカフェとしても営業している。
コロナ禍なので入店制限もしているらしい。
そろそろ夕食の一般客が増える頃合い。
貴重な席を占領し続けるわけにはいかない。
アルバムを棚に戻して部屋に帰った。
季節のせいか、室内には大量の羽根アリが。
ペグ用のハンマーでアリを潰しまくった。
その後、アリに効くかはわからないが蚊取りマットをつけて寝た。
9日目
朝食。
うまかった。
身支度を整えて出発。
30分後、大将が車で追ってきた。
部屋に空気入れを忘れていたようだ。
ありがたい。
大将にお礼を言って別れる。
苫前町、おびら鰊番屋を通過。
途中、追い越し際にサムズアップをしていくバイクが。
吉里吉里で一緒になった宿泊者だった。
一瞬、根室のライハの兄ちゃんかと思った。
兄ちゃん、今どこを走ってるかな。
留萌到着。
有名な寿司屋でうに丼を食べる。
その後は有名な無料ライハを見学。
(コロナで閉まっていた)
うに丼が少量だったので、町外れでラーメン追加。
バッチバチにうまい。
大満足して留萌を離れた。
昨年は小樽から留萌まで海沿いを走ったが、今年は内陸を選択。
オロロンラインを外れて国道233号へ向かう。
が、深川町で力尽きて輪行選択。
(若干乗り鉄で単に乗りたかったという面もある)
電車内で宿を検索。
札幌の中島公園前にあるホテルを予約する。
夜の準備が整ったので車内で爆睡した。
ホテル着。
Goto使用で二千円。
自転車は部屋まで持込み可。ありがたやー。
ただ大浴場はコロナ対策で使えず。
充電、シャワー、洗濯。
その後はすすきのへ。
だるまでジンギスカンを食べる。
今まで食ったジンギスカンの中で一番うまい。
昨年は3時間待ちだったのに、今年は予約も待ち時間もなし。
コロナ禍は飲食店にとって本当に死活問題だなぁ。
道中、キャッチに声を掛けられたが、遊びに誘うというよりマジで経営やばいから助けて!感が強くていたたまれなくなった。
このご時世、飲み屋での飲食は憚られる。
ただ、せっかくの札幌。
普通の飯屋ならいいかと、みよしのの餃子をハシゴした。
もう食えん。
セコマでビールを買ってホテルに帰還。
軽く晩酌をして布団に潜った。
明日は北海道最終日。
長かった旅が終わる。
(つづく)
道の駅おびら鰊番屋に展示されている昔の道具。選挙大事。