CYCPLUS CUBEを買ったのでレビュー。
CUBE とは
クラウドファンディング発の携帯用電動空気入れ。
重量97g、寸法はAir pods proより少し大きい程度。
満充電で充填できる空気圧と回数は、タイヤサイズにより異なるが、700x25Cなら90秒で80PSI(5.52BAR)を2回分充填することができる。
充填回数が少なく思えるが、約25分で満充電(取説P.12)できるため、使用後にモバイルバッテリーなどで充電すれば怒涛の連続パンクでもしない限り困らない。
なお、公式サイトの画像や発売直後に買った人のレポートには「満充電まで20分」と書かれている。どちらが正しいかは不明。
その他詳細は公式サイトをどうぞ。
https://www.cycplus.com/products/tiny-pump-cube
買った理由
「ポンピングが嫌になった」 から。
ひと月に12回パンクしたら、そら嫌いにもなる。
CO2インフレーターも持っているが重いし事実上一発勝負なのが嫌で使わなくなった。
ロングライドではメリットの多さ大きさよりもデメリットの少なさや安定感を重視しているので。
携帯空気入れに1万円チョイは自分の感覚だとちょっと高い。
が、ハンドポンプより時間も労力も少ない。
充電すれば回数制限がなくCO2ほどギャンブルにならない。
もしハンドポンプと同時携行しても荷物にならない。
メリットが増えるだけでデメリットがないため購入した。
使い方
- 電源ボタンを一回押す。(指示ライトが点灯)
- 指示ライトが点灯している状態で3秒以内に電源ボタンを2連続で押す。
- ポンプが起動するのでノズルをタイヤバルブに接続する。
空気充填中はCUBEをしっかり抑える。 - 空気が充填されたら電源ボタンを押してポンプを停止する。
使った感想
◎ むっちゃ楽
バルブに挿して電源を入れるだけで空気が入る。
当たり前だけどハンドポンプよりめっちゃ楽。
◯ 充填が速すぎない&途中で止められる
チューブ交換の際、最初に少しだけチューブを膨らませてタイヤを取り付け、その後にフル充填する。(人によるのかな?)
CO2インフレーターは急速充填かつ一時中断しづらいため最初の微充填が難しい(から結局ハンドポンプも持ち歩いていた)が、CUBEは充填が速すぎないうえON/OFFを切り替えられるため作業しやすい。
△ デケぇ音がする
バイクや車の排気音ほど大きくはない。
が、聞き慣れない騒音は気になるし怖い。
夜中や住宅街では迷惑になるかもしれない。
× 熱い
思っていた以上に熱くなった。
本体は、シリコンカバー越しで体感カップラーメンの器くらいの熱さ。(6Bar以上や2本連続で充填した場合)
手放しで使用できればいいのだが、バルブはノズル内のゴムに挿して固定しているだけなので、手で保持していないとCUBEがバルブから外れる。
また、本体以上に問題なのはノズル蓋で。
炎天下の金属くらい熱くなる。
ノズル蓋はシリコンカバーで覆われていないので、使用後すぐに収納するとバッグを傷めたり背面ポケット越しに火傷しかねない。
その他
- 防水性があると嬉しい
- ストラップホールがあると嬉しい
- バッテリー交換式になると嬉しい
今のところ熱さ以外に不満なし。
いい買い物でした。
(おわり)